どうも、タニアリと申します。
とある悲しい事件を発端に、「折りたたみ自転車」のクランクを交換しようとする、まったくの初心者によるクランク交換備忘録。
確実に自転車屋さんに任せた方が安く上がるだろうと思うのですが、好奇心には打ち勝つことはできません。
今回はその発端となる悲しい事件、クランク交換に至るまでを記しておきます。
皆さんは自転車に乗る際には簡単な車体のチェックや、普段のメンテナンスを忘れないでいただきたいなと。
突然に訪れる悲しい事件
私はたまーに遠くの「業務スーパー」に買い出しをすることがありまして、往復15km以上ではあるものの、自転車で行ったりしているわけです。
お買い物には気軽に乗れる折りたたみ自転車(折りたたまないけど)でぱぱーっと向かいましてですね、その日も通いなれた道を自転車で走っていたんです。
普段と違ったのは、ちょっとした坂道にさしかかって右ペダルをちょっと踏み込んだ時の違和感です。
こう、ぐにゃっとした感覚といいますか、回すたびに歪んでいるような感覚になるといいますか。
子どものころ、思いっきり電柱にペダルをぶつけた時の感覚…でしょうか。
いやいや割と新しめの自転車だし、ちょっと踏み込んだっても座った状態ですよ?人間の脚力で曲がるようでは、競輪とかロードレースとか、自転車を使った競技なんて成り立たないじゃないですか。
おかしいなぁ、なんだろうなぁ…と思いつつも業務スーパーに到着し、目的の買い物を済ませて帰路につくわけですね。
大きくなる右ペダルの違和感に、既に左足だけで漕いでいるような状況。
ペダルと靴をくっつけられるような仕様になっていない極めて普通のペダルなので、完全に左足のみで漕ぐことはできないのですが、それでも右足は限りなく添えるだけ。
極力力をかけないようにしていたのにも関わらず、無情にもその瞬間は訪れたのでした。
右ペダルの消失。
普通に漕いでる時に外れた場合、とんでもない事故につながる可能性があって、決して笑いごとではないものの、今回は明らかに兆候が出てたので特に転ぶとか誰かに迷惑がかかるようなこともなく。
ただ、少し離れて後ろについていたママチャリのおばさまが気の毒そうな目線を送りながら通り過ぎていくのが恥ずかしかった…。
途中、もう絶対ペダル外れる確信があったため、近くの駅に向かっていたのがよかったです。
近くの駐輪場にとめて家には電車で帰り、荷物を置いて再度自転車の元へ。
念のため輪行袋(自転車を電車に乗せるための袋)と、ペダルレンチを持っていきましてですね、ペダルは奥の方に押し込んだらねじが回ったのでとりあえず走って帰宅できました。
ペダルが外れた原因を調べてみる
いったんつけることができた右ペダルですが、違和感が消えないのでなんとかしたい。
また外れたら危ないし、メンテナンスできそうならやってみようということで、いったん両サイドのペダルを外して確認してみます。
こちらは正常な左側、ペダルを外したところです。
ペダル側もクランク側も特に問題はなさそうに見えますね。
対してクランクの右側。
ペダル側は問題なさそうですが、なんか…名前分からんけど…メスねじのギザギザなくない…?
確かに落ちたペダルを見ると銀粉が大量に付着していて、左側とは大分違うと思ったんです。
まさかねじ切れた…みたいなことなんだろうか。確かにペダルって漕げば締められるようになっていて、左側は逆ねじになってるんですね。
これ以上は締められないよ、っていうところまで来てもねじが回り続けた結果、すべてを削ってしまってペダルが落ちた…ということなんですかね?
どういうこと?
簡単に調べてみる限りですが、締め付けが甘いとそうなる…ような。ペダルは確かに自分で交換しているので、その時に締め付けが甘かったのかもしれません。
再度ペダルを取り付けようと思うと、考えられる手段は以下の通りです。
- 自転車屋さんに持っていってよしなにやってもらう
- メスねじ側を切り直す
- クランクを交換する
うん、クランク交換しよ☆
できるかも分からないクランク交換に手を出す
自転車屋さんに持っていくのでは今までと何も変わらない…。ていうか、そもそも自粛期間でめっちゃヒマなのでどうせなら自分でなんとかしたいなーと思ったわけです。
ねじ切りもクランク交換も経験はないですが、クランク交換の方が今後とも自転車整備の中で役に立つかなと思った次第です。
とはいえ、「クランク交換」と言っているもののこの時点では部品名称を知っている程度で、どうやったら交換できるかとか、部品の規格とか、工具とか、一切の用意がありません。
そして記事を書いている時点で交換もできてないため、ちゃんと「交換できました!」というゴールにたどり着くかもわかりません。
私は、果たしてクランクを交換することが果たしてできるんでしょうか…!