どうも、タニアリと申します。
先日申し込みを行いました、楽天モバイルが届いておりました。
私ひとりの力でどうにかなるものでもありませんし、なんだったら回線に対しては1円も払っていませんので、救うも何も甘い汁を吸っているだけなのですけれども…、私は楽天モバイルを救いたい。
今回は届いた楽天モバイルの使用感などをお伝えできればと思っております。
楽天を救いたいと思って、契約を行う上で諸々調べてみた結果は以前の記事もぜひ。
https://yama-ari.net/rakutenmobile_resucue/
楽天モバイルから届いた荷物を確認する
この段ボールが楽天モバイルと私との初対面。
ぼっこぼこに凹んでおりますが、これはこの後の楽天モバイルとの真の邂逅にあたって、あえて期待度を下げておくことで後々の最終評価をより大きなものにしようとする…つまり「ゲインロス効果」を効果を狙ったものに違いありません。
そもそも段ボールなど潰れていたところで、回線がしっかりしていればいいのです。中身さえ無事であればすべては些細なことなのです。
「SIMカード」他、各種同梱物もすべて無事でございました。
SIMカード以外に「START GUIDE」なる初期設定のやり方を記載している冊子が付属しておりました。
何故かサンプルが「ColorOS」のセットアップ画面なのは謎ですが、まぁなんだっていいですね!(基本的なAndroidベースの機種であればほとんど共通のはず…)
「Rakute LINK」の使い方なんかも記載されていますので、実際に初期設定していく際には確認しながらやってみることとします。特に「Rakute LINK」はポイントバックの条件にもなっていますので、確実にやっておきましょう。
早速セットアップを開始する
楽天モバイルでの動作確認を取れていない端末については少し複雑ではありそうですが、回線と同時に端末を購入していれば特に問題なさそうです。
つまりはこういうものをですね、一緒に購入することですべてが解決するという事です。
今回諸々ありまして、「AQUOS sense4 plus」を一緒に申し込んでしまいました…が、これはまた後日もう少し色々触ってから思うところがあればレビューしてみたいと思っております。
なので、今は「楽天モバイル」そのものに集中することとします。
執筆現在では切れ込みの位置で3種類の大きさに対応するSIMカードが送付されてまいります。
この手のSIMカードで「nanoSIM」以外を取り出したことがないんですが、「microSIM」が一番難易度高そうですよね…。
とはいえ、昨今のスマホであればあまり「nanoSIM」以外はお目にかかれないとは思うんですけどね。
ご自身の利用端末に応じた大きさで切り出していただければと思います。
なにはともあれ、回線速度を確認してみる
初期設定云々については楽天モバイル特有のものはないので、とりあえず通信ができるところまで進めております。内容としては同梱の「START GUIDE」を見れば問題なく、一度でもAndroidを初期設定していれば問題ないかと思います。
通信が行えるようになればアプリもダウンロードできます。
アプリがダウンロードできれば回線速度を確認できます…ということで。
ということで「5G MARK」というアプリで回線速度を測ってみました。
左から…
- UQモバイル(背面バッキバキのジャンクPixel3。GPSバグってます…)
- LINEモバイル/D回線(同居人に借りたiPhone12Pro)
- 楽天モバイル(AQUOS Sence4 Plus)
ー |
UQモバイル | LINEモバイル / D回線 | 楽天モバイル |
Ping 応答速度 | 43 ms | 57 ms | 60 ms |
ダウンロード速度 | 32.77 Mbps | 1.85 Mbps | 17.59 Mbps |
アップロード速度 | 1.47 Mbps | 15.34 Mbps | 0.07 Mbps |
スコア | 20308 POINTS | 3292 POINTS | 10429 POINTS |
となっております。
LINEモバイルは貧弱回線であるため高スペックなiPhoneにて通信を行いましたが、結果は御覧の通りです。
スコアについては数値が高い方が個々の測定項目が優秀でしたよー、という指標になっておりまして、真ん中の「LINEモバイル」は下り速度が 1.85 Mbpsとなっており、スコアからも分かる通り使い物になりません。唯一、上りが優秀なことくらいでしょうか。
ちなみに「LINEモバイル」は最初測ったときはスコア「871」ポイントと、計測時刻と場所に左右されるかと思いますが、マジで使えたもんじゃないですね!
楽天モバイルとUQモバイルについてはダブルスコアにはなっておりますが、楽天モバイルは計測するたびに下りの速度が結構バラついておりましたので、安定性はともかく瞬間風速はUQモバイルと変わりませんでした。
よほど激重な動画を延々に見る…なんてことがなければ、大きな体感差が生じることはないでしょう。とはいえ、早いことに越したことはないですが…。
ちなみにLINEモバイルとは体感差がかなりありますんでね、もう楽天モバイルでなくてもいいので買えた方がいいとは思いますよ!電話番号だけあれば…という人でもLINEモバイルは最安値じゃないですからね!
Rakuten Link を軽く見てみる
ポイントバック条件にも深くかかわる「Rakuten Link」。
条件を確認するに、電話をかけたりメッセージを送付できたりするので、まぁ「LINE」みたいなものなんだろうなぁとは思っています。
勿論、電話のアプリはAndroidデフォルトインストールのものがありますので、機能としては二重になってしまうようです。
国内通話が無料になるのはあくまでも「Rakuten Link」からの発信に限られているので、楽天モバイルを利用するにあたってはデフォルトアプリは仕舞っておくといいかもしれませんね。
恐らくデータ通信による音声発着信になっていると思われますが、通常の電話も利用できることから、110番等の発信は困らないはず。
楽天モバイルでも「特番通話」というオプションが紹介されており、月額不要かつ申し込みも不要と書いてあるので、普通に使えると思って大丈夫かと思います。
実際の中身は「LINE」風に使えそうなチャット形式のメッセージ、電話、ニュース、ウォレットという形で、もうまんまLINEだと思ってもらえれば問題ありません。
LINEと異なるところといえば、連絡帳が端末に入っているものをそのまま参照していることくらいです。また、楽天モバイルを使用しているかどうかは、アイコンが付くのでわかるようになってますね。
電話も少し使ってみましたが、Wi-Fi環境下でもモバイル回線環境下でも快適に会話することができました。
特に意識的に使い方を覚える必要はないかと思いますが、まぁLINEで事足りると言えばね…。ニュース以外にもクーポンが配信されていたりするので、それは使い方やよく行くお店のクーポンが配信されていればお得ですけれどもね…。
ウォレットは他アプリの呼び出しポータルだったので、特に感想はございません!Rakuten Linkを経由して開く意味も多分ないでしょう。
”楽天ならでは”はあるけど、極めて普通の携帯回線
特別回線速度が速いわけでもなく、Rakuten Linkがあれども今ある「LINE」という牙城を崩せるのかといえば決してそんなことはなく、電波が繋がりさえすれば別に会社ごとの違いを感じることなく利用できるかと思います。
楽天市場で買い物をする人であれば、楽天モバイルを使っているだけでポイント割り増しで貰えるようになるので、1年間無料とあわせてかなりお得に使えるのではないでしょうか。
というわけで「楽天モバイルは全然普通に使えるから、エリア内だったらぜひ使用してみるのがお得だよ!」というところで、今回の記事はここまでです!