鶏むね肉は財布の味方、タニアリと申します。
そう、貧乏人のための大いなる救世主、鶏むね肉ですよ。
火を通し過ぎればすぐにゴムのように硬くなり、強火で調理すればあっという間にパッサパサ。故に僕はこの鶏むね肉という存在が大嫌いでした…。
でも分かったんですね。
悪いのは鶏むね肉じゃない、調理の仕方が下手くそだった自分だったという事に。
きっと僕と同じように鶏むね肉をパサつかせている人がいる!その人に教えてあげたい!
「鶏ハム」という料理を!「鶏ハム」という奇跡を!
「鶏ハム」のレシピ
といっても、僕がレシピを考えた訳じゃないです。
Google大先生に『鶏ハム 作り方』なんかで検索すればクックパッド先生も含めて様々なレシピが登場するので、いろいろ見てみると良いかと思います。
当記事では以下の味の素のレシピをベースに、色々調べたやつを取り入れて改変したり読み違えたりしています!結論、僕は料理出来ない系ですがめっちゃ美味しいです!!
早速「鶏ハム」を作っていく!
早速作っていくー!
鶏むね肉に砂糖と塩を擦り込む
用意するべき最優先アイテムを最初に紹介しておかなければならないでしょう。
そうですね、鶏むね肉ですね。
400gの並んでる鶏むね肉の中で最も大きい物を買ってきました。
400gのハムを普通に買おうと思ったらとんでもない金額になりますからね。
こいつに…
塩(計量スプーンなどないので目分量)
砂糖(計量スプーンなど以下略)
を擦り込ん込ます。料理の「さしすせそ」をまったく守っていませんが、
多分、こういうところが良くない。
また、途中で「これ皮どうするの…?」と思いまして・・・。
レシピにはどうするとも書いていないし、でも写真を見る限りはそのままついているようにも見えない…。
捨てるにはあまりに勿体ないし、メインのおかずにするには量が足りないし、なのでとりあえず剥ぐだけ剥いでハム製造工程に一緒に組み込むことに。
砂糖と塩を擦り込んだ鶏むね肉をラップに巻く
無事に砂糖と塩を擦り込んだら、染み込むようにするため、そして整形のためにラップに巻いていきます。
我が家には小さいサイズのラップしかない為、明らかに大きさが足りていません。2重にする…!
鶏むね肉が丸みを帯びるように力を込めて巻いていく必要がありますが、自宅で食べる用なので形は気にせず、味が染み込むようにラップが密着してればいいかな…。
上手く巻けんしな!
キャンディ型に両端を捻ったらOKです。
冷蔵庫で24時間〜48時間寝かせる
そんなに?
手軽で簡単みたいな事書いてたけど…手軽ではない…少なくとも…48時間は手軽ではない…。
ジップロック等の密封袋に入れて、極限まで空気を抜いておきます。
あとはそのまま冷蔵庫に入れて、時が流れるのを待つだけです。
48時間後、取り出したら水に30分さらして塩抜きする
今回僕は50時間程度寝かしておきました。
あんまり早起きさせるのも可哀想かなーって思ったから!(ちょっと面倒臭くて先延ばした)
ジップロックから取り出し、ラップも剥いだ鶏むね肉をボウル等の容器に入れて、たっぷりの水に沈めます。
この時、あまりに早く食べたいからといってこの工程を経ない場合、とんでもないしょっぱい物質にが誕生してしまうようなので、堪えてじっくりと待ちましょう…!
沸騰したお湯の中に入れて25分待つ
お湯を沸騰させます。沸いたら火を止めてしまいます。
鶏むね肉(と皮)をお湯の中へ沈めていくぅー!
蓋をします。
「Hey Siri. タイマー25分にセット」
「聞き取れませんでした」
「OK Google」
「面白い冗談ですね」
聞き取ってんじゃねーか
25分後、完成!
お湯から救い出した直後の鶏むね肉。見た目は普通に茹でたものと変わらない…。
果たしてほんとうに美味しいのか…というか、それ以前にちゃんと火は通っているのだろうか…?
あっ 通ってる!!!
完成!鶏ハムは時間はかかるけど簡単で美味しいよ!
心なしか、見た目からしっとりとしている気がします。
食べてみると、端っこの方はちょっとしょっぱいかなーと思ったんですが、真ん中に行くにつれて程よい塩味に、つまみ食う手が止められない!
本当は保存して、ポテトサラダに入れたり、炒飯に入れたり、サンドイッチにしたりのバリエーションが豊かに少しずつ食べ進めるつもりだったんですが…8割強がそのままの形で白米のおかずとして食卓に並べられる始末。
美味しすぎた鶏ハムが悪いので、僕はこれからスーパーの鶏むね肉に貼られるであろう、安くなってるシールを見逃さないように生きていきたいと思います。
鶏ハムは美味しいだけじゃない、身体にもいい
いつもパサパサになってしまう鶏むね肉とは違って、めっちゃしっとり柔らかに出来上がって大満足です!
ご飯のおかず、お酒のお供にも良いので、作り置いておけば大活躍間違いなしではないかと!
そして自宅で作る鶏ハムは普通の店で買えるハムとは違って、当然ながら塩と砂糖と水以外には添加物がありません。
加工肉は体に良くないと言われるので、この鶏ハムで代用できる部分は置き換えていけば、安くて美味しくてお腹も膨れるし、健康を害する可能性のあるものを口に入れなくていいし…完璧か。
また、作成過程ではまな板も包丁も使いません。
使う時は食べる時だけ。作成過程における洗い物はボウルと鍋のみ。水にさらすのも鍋でやってしまえばもう洗い物それだけですよ。
環境にも身体にも優しい鶏ハム…。ありがとう鶏たちよ、僕は君たちが大好きだ…!
まとめ!鶏ハムは簡単に作れて最高の食べ物だった
作り方から鶏ハムの素晴らしさまでをお伝えしました。
鶏ハムを作ることで、間違いなく我が家の食生活は豊かになることでしょう。
- 鶏むね肉は安い
- 調理過程におけるガスや水道の使用が少ない
- ほとんど放っておくだけで完成する
- 何より美味しい
お金がかからないという点も素晴らしいですし、食べ物にとって最も大事な味も折り紙つきです。
作らない理由あります?デメリットなんて、
- 時間がかかる
くらいですよ?あと強いて言えば鶏肉であることくらいですよ?鶏肉嫌いな人に向けてのみのデメリットですよ?
時間がかかるといっても目を離せないのはお湯が沸くまでの間で、実際に火を通す場面では余熱でやる訳ですから、好きなことやってていいわけです。
あなたの生活を邪魔しない鶏ハム。
是非、皆様も作ってみては如何でしょうか!