どうも、タニアリと申します。
2021/09/22 追記:
iPadでWindowsを操作することも、ずいぶんと進化してやり易くなったものです。
きたる2019/9/25、ついにiPadはタブレットの道を往く…!(iPadOSの登場の意)
今までは(高性能なタッチペンが使える)「でかいiPod touch」の域から出ない端末でしたが、iPadOSが登場することでもうちょっとタブレットらしく扱ってあげられるのではないか、ということから「タブレットの道」なんていう言葉をですね、掲げさせて頂いております。
誰がどう言おうとも、iPadは遥か昔からタブレットでしたし、現在においてもタブレットに関してはiPadかひとつ抜き出ているとは思います。
そもそもタブレット端末自体が売れていないので、魅力的なAndroidタブレットがなかなか登場しないという問題。
頼みの綱とも言われていた(かどうかは知らないけど)HUAWEIも色々なゴタゴタも相まってシェアは落としてしまうでしょうから、そもそも大きい市場ではないもの、タブレット市場はしばらくの間はiPadが席巻し続けるかもしれません。
しかし、“タブレット”の呪縛は想像以上にきつく重い!
なにかとスマホとパソコンと比べられ、スマホより手軽でなく、パソコンよりできることが少ない中途半端な立ち位置に据えられてしまいした。
勿論、スマホはスマホであって、パソコンはパソコン。タブレットはタブレットであって比べられるべきものではないのです。
カレーライスもハヤシライスも、見た目も食べ方も似ているけれど、比べるのはナンセンスでしょ?
つまり、そういうことなんです(?)。
私はiPadをタブレット的に有効活用しているか
じゃあ私がiPadをタブレットたる目的で利用しているかと言われるとそれはNOなんですねぇ…。
私の主な利用方法は、メインとなるパソコンにリモートデスクトップ接続を行なって、「iOSとWindowsのハイブリッドォォー」って遊んでるだけですからね。
あとは動画見たり、本を読んだり、資格勉強のお供にもなったりしてます。
でもパソコンとリモート接続できると結構便利で、パソコンが得意なことはパソコン、iPadが得意なことはiPadに作業分担ができて、しかもそれを1台でこなせちゃうわけです。
パソコン側はある程度操作感が異なったりするので全くパソコンと同じではないものの、タッチメインで使用するのであればWindowsタブレットとして遜色ほぼなし。タッチ操作のWindowsが使いやすいのかは置いておいて…。
これでマウスが使えたらもう、モバイル環境としてはノートパソコン不要な勢いなんだけどなぁ…。
マウスの使えるiPadOSで完全なWindows化を!?
iPadOSで、遂に、待望されていた(と思われる)マウス対応が決定。
指?ペン?おいおい、この世には最高に不恰好だけど最高にファンキーでクールなやつがいるじゃねぇか、って具合に待ってました。
正式な配信の一足先にiPadOSのベータ版をiPadにインストールし、マウス操作を体感してみましたけれどもね、良い感じなんじゃないですかね。
まぁ、iPad上でマウスが欲しいと思うのがタイピングする時くらいで、それもiOSでの日本語タイピングが絶望的にやり辛い訳でございまして、ファーストインプレッションの限りではiPadOS上でマウスを使うことはあまりなさそう…。
じゃあどこで使うかといえば、そうですよ、リモートデスクトップのアプリで動くかどうかですよ!
恐らく、正式に配信されればリモートデスクトップアプリを作っているところは対応していってくれそう。
しかしながら、折角導入したベータ版。このベータ版でできる限りのことは試してみたい!
リモートデスクトップでマウスは使えるのか
私の使っているアプリは「Jump Desktop」というアプリで、指定された機器であればBluetoothマウスが使えたりします。
マウスが果たしてマウスとして認識されるのか…!という実験的なことをしましたが、単純にタッチモード(Windowsタブレットみたいにタップしたとこがクリック…みたいな)であればiPad上でマウスカーソルが動いて、左クリックすればそこをタップという挙動になりますね。
ただマウスとして認識はされてないので、マウスを動かしてもWindows側のカーソルは動かないし、真ん中のクルクル回るやつでスクロールもできないです。
右クリックでメニューも出せないので、「新しいフォルダ作ろ…」とかうっかり右クリックすると、(私の場合は)iPadのホームに戻ります。なんて気持ちのいい…(Ctr+Shift+Nとか咄嗟に出ない)。
ある程度はショートカットでなんとかなるものの、そんなの全部覚えきれないですし、使うソフトによっては右クリックないと話にならないよーという場合もあるでしょうしね。
この辺りは後々対応されていくのでしょうかねー。
Jump Desktopにはとても頑張っていただきたい!有料だからってのもあるけど、マジでMicrosoft謹製よりしっかりしてるので、ちゃんと進化していってくれるといいなー!
iPad+マウス+リモートでのWindows化はまだ完璧じゃあない…
完全にマウスの部分が足を引っ張っていますが、まだまだiPadでWindowsを扱うにはタッチ操作がどうしても必要になるため、完璧な操作環境であるとは言い難い…(人にもよるけれど)。
わざわざ追加投資をしてまで使い勝手の向上に努めるほどではないにしろ、使えるものならしっかり使いたいという思いもある訳で…。
もはやiPadで動かそうと思うからしんどいのであって、ザックリとタブレット端末上でWindowsを動かすということであれば、一発解決する方法があるとすれば、
Androidを使う。
もうね、これに限る。
Windowsへリモートして使うなら、Microsoft謹製でもそれなりに使えるのがAndroidです。
マウスも遥か以前から普通に認識してくれますし、リモート先では右クリック等にもしっかりと対応しますし、Androidのショートカットと被らなければキーボードショートカットもちゃんと使える訳ですよ。
まぁそこを目的として買うならもっと安いWindowsノート買った方が…となるので、あんまり意味のない比較にはなりますが、「モバイルOSもWindowsも!」という思想であればAndroidの方が何歩もリードしている感じ。
もちろんiPadはiPadであって、Windowsを搭載することを考慮していないデバイスなのでそれは仕方がないというかなんというか。
そもそもiPadでWindowsを(どういう形であれ)動かすということが、そもそもの間違いなのかもしれません。
つまりiPadの拘りを捨て去れば、こんな風に悩むこともない。
でもウン万円もする機械を、些末な悩みのためにおいそれと捨て去るようなこともできず、だからこそ悩んでいるわけで…。
そしてこの悩みを突き抜けすぎるとAndroidタブレットを探し始めるので、やっぱり「Jump Desktop」のようなアプリでiPadに接続された汎用的なポインティングデバイスを使えるようになることを祈るばかりですね。