一生のテレビっ子、タニアリと申します。
テレビっ子とは言え、漫然と電源を付けては垂れ流すのはすっかり控えるようになって、今やテレビはすっかりレコーダーに録画した番組再生機になっております。
そして現代は地上波の放送に加えて動画配信サービスですよね!
僕は「hulu」を契約して映画だのなんだのを楽しんでおりますが、例えばアクション映画はテレビではイマイチ迫力に欠けるのです。
いやもう、金銭的な問題以前の場所の問題で、大きいテレビを置いて余裕のあるような広さの家に住んでないんですよ!(当然お金もないですよ!)
なので僕は考えました。
ネットで動画を見る事に絞れば、「プロジェクター」で良いじゃないか…と!
この記事はそんなプロジェクター賛美歌な記事となっています。
プロジェクターは本当に良いもの?デメリットとメリット
プロジェクターは普段の生活でもそこそこ活用されてますよね。会社の会議室や、学校の視聴覚室、映画館だっておおよそ原理に違いはないかと思います。
一般家庭に置いても邪魔なだけじゃないの?
と思われるかもしれませんが、場合によっては映像に関する数々の悩みを吹き飛ばす事ができるかもしれません。
プロジェクターのデメリット
とはいえ諸手を挙げて「プロジェクター最高でーっす」と言うつもりはありません。
まずは僕の感じる弱点、デメリットをお伝えしなければいけないなと。
投影場所が必要
プロジェクターから放たれる光を受けるものがあって初めて、僕たちは映像を見ることができます。
映画館にも大きなスクリーンがあるように、家庭においても映し出すものと、設置する場所がどうしても必要となるんですね。
スクリーン自体は言うほど高価なものではないですが、自立式は結構場所をとりますし、天井に吊るすとなればそこそこの重労働ですよね。
我が家では賃貸ということもあって、壁に穴開けたりできないので白い壁にそのまま投影してしまっています。
これでも必要十分ですし、追加で費用もないので自宅に白い壁が広範囲に残ってる!と言う方はプロジェクター本体の置き場所さえ確保できれば勝ったようなものですね!おめでとうございます!
部屋が暗くなる
プロジェクターで映像を投影して、満足に視聴するためには部屋の明るさを落とさないといけません。
もうこればっかりは仕方ない。
子どもの頃、「部屋明るくして離れて見てね」的なアナウンスが流れるようになった世代ですが、逆行しまくり。
でもそうじゃなきゃ見れないんだから仕方ない…!
プロジェクターのメリット
僕がプロジェクターをオススメする理由がここにあります。
手軽に大画面で映像に没入できる!
安いプロジェクターでも投影サイズは概ね100インチ程度です。
家の中では視聴距離も自ずと近くなるため、感覚的には映画館で観ているのとほぼ変わらない感覚で見る事ができますね!
周囲に邪魔するものが殆ど無く、デメリットで挙げたように部屋も暗いので、プロジェクターからの光だけが世界の全てという状態と言っても過言じゃないわけです。
映画もそうですが、これがYoutubeとかでゲーム実況とか試しに流してみても、大画面でキャラクターが動いてるのは普通に面白い。
最近のゲームならグラフィックがリアルになってて綺麗なので、メタルギアソリッドみたいな所謂ムービーゲーなんて言われるようなゲームはほぼ映画です。むしろ映画でいい。
映画館で観るのも好きですが、映画館行くほどの作品か悩む…って時にパソコン繋げてレンタルや配信開始、テレビ放映の折にプロジェクターで観ています。
もう映画館で観たのと同じような満足感。しかも何回見ても追加費用なし。素敵。
プロジェクターはとにかく安い
先述の通りですが、ポケットサイズのものを除けば概ねプロジェクターは100インチ程度の大きさで投影することができます。
100インチのモニターを手に入れようと思えば、インチ1万円と考えたとしても100万円かかります。
プロジェクターもピンキリではありますが、価格.comの売れ筋を見る限りは5万円〜16万円程度ですね。
僕から見ればすごく高いですが100インチモニターよりは遥かに安いという事は分かります。
僕はそれなりに見れればいいかなぁ…くらいで良くて、2万円くらいの解像度WXGAのプロジェクターを買いましたが、上を知らないので非常に満足です。
やり方によってはテレビの代替えにもなる
我が家はテレビはテレビで置いてますが、例えばレコーダーとプロジェクターを繋げば録画したもの以外に地上波リアルタイムで見れますよね。
アンテナ線の絡みもあるので、手軽では決してないとは思うのですが、普段のテレビをプロジェクターを通して観ることだった可能です。
調べてみれば、完全にテレビは廃止してプロジェクター一本!という方もいるみたいですからね。
チャンネル争いなどという、家庭内の平和を濫りに乱す争いの火種をなくすという意味でも、そういった仕組みを構築することができるのはメリットじゃないでしょうか…!
野球とかサッカーなんかのスポーツの試合は大画面だと迫力があって、より応援に精が出るというものです。
CMも大画面で、購買意欲がより一層掻き立てられる…かもしれません。
プロジェクターって、どんなものを買えばいいの?
とりあえず、僕が使ってるのはWimiusというメーカーの「T4」という商品です。2万円弱程度のお値段で今のところはパーフェクトで満足しています。
機能云々、言い出すとキリがないと思いますが、以下のよう点を考慮するといいかもしれません。
投影の最小〜最大距離
斜め補正、台形補正
光量(ルーメンの値)
対応端子(HDMIとか)
本体スピーカーの有無
解像度(フルHDとか4Kとか)
設置場所を最初に考慮する必要があるため、少なくとも距離と投影の補正は必ず確認した方が良いです。
斜め補正はスクリーン(または壁など)に対して平行で置ければいいですが、少し斜めに投影する場合は必須ですね。僕が使ってるのはこれがなくて、台形補正のみです。
台形補正は上下の補正で、壁に対して直角に置けない場合は必要になります。天井に吊るして設置する場合などは特に必要でしょう。
光量は光源の明るさで、明るければ明るいほど、鮮明に映像を映し出すことができます。大体お安め価格だと2000後半ルーメンである事が多いです。3000ルーメン以上あると優秀のようですよ。
本体スピーカーがない場合、音声出力のためにスピーカーやヘッドフォンを使う必要があります。僕はとにかく手軽が良かったので本体スピーカー内蔵のものを買いました。「ホームシアター」を作りたいってなれば、ここは不要になりますが、別途スピーカーを考慮する必要があります。
まとめ!インドア派は検討して良いと思うんだ
休日は家で映画とかドラマをどっぷり観るんだ!という方はプロジェクター凄くオススメです。
本格的なホームシアターを組まずとも、音さえ出力できればそこは立派なシアタールームですよ!
僕も適当に机に置いてるだけですが、快適な映画視聴環境を手に入れて、雨の休日もハッピーです(晴れてても外行かないけど)。
どれだけ適当かといえば、以下の通りです。
もう辣油が近くに置いてあるくらいには適当ですからね。
こんな適当でもめっちゃ捗るプロジェクターでしたー!