Anker PowerLine III Flow レビュー|シリコンケーブルで充電環境が変わった話

生活
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どうも、タニアリと申します。

充電まわりの話をしようと思います。最近ふと気づいたんですけど、デスクの上がずいぶんすっきりしているんですよね。充電器を変えたわけでも、ケーブルをごっそり断捨離したわけでもない。ただ、ケーブルの素材を一本変えただけなのに。

振り返れば、USB-Aの5ポート充電器で「充電を制覇した」と感じていた時代から、シリコンケーブルの衝撃、MagSafe対応バッテリーの登場まで、気づいたらずいぶんいろんなものを買い替えてきました。今回は、そんな充電グッズの遍歴を全部見せていこうと思います。

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USB-Aが5ポートあれば、充電の悩みはなかった時代

確か6、7年くらい前の話です。Amazonで「Anker PowerPort Speed 5」という5ポートのUSB-A充電器を買いました。今は廃盤になっているモデルなんですが、当時の僕にとってはかなり大きな買い物でした。

当時の充電対象ってなかなかカオスで。マウス、ゲームのコントローラー、カメラのバッテリー(純正品はコンセント直挿しでしたが、社外品のUSBで充電できるタイプを使っていました)、スマホ、タブレット……とにかくこまごまとした機器がたくさんあって、「もっとポートが欲しい」というのが日常の悩みだったんですよ。

USB-A 5ポート充電器で複数デバイスを同時充電していた頃のデスク

それがこの充電器を買った瞬間、「あ、これで充電で困ることはもうないだろうな」という妙な充実感がありました。5ポート全部埋めながら夜中にまとめて充電しておくっていうのが、当時の僕にとってはある種の「充電を制覇している感覚」みたいなもので。

あの頃はまだUSB-Aが全盛期で、ポート数が多い充電器というのは普通に売っていたんですよね。それがUSB-Cに移行していくにつれて、なんだかポート数が減ってきた……という実感があって。充電速度が上がったことで「差し替えてもそんなに待たない」という発想になったから、ということは頭ではわかっているんですが、ポートが減るのはどこか寂しいというか、慣れるまでに時間がかかりました。

ちなみにこのPowerPort Speed 5、今もマウスやキーボードといった低出力機器の充電に現役で使っています。廃盤から何年経っても動いているというのは、なんというか、信頼感がありますね……。

シリコンケーブルを触った瞬間、「あ、これだ」となった

転機が訪れたのは、USB-Cのケーブルを探していたときのことです。

それまでは「充電できれば何でもいい」という雑な考えでケーブルを選んでいたんですが、ある日 Anker の「PowerLine III Flow」というシリコン素材のケーブルをAmazonで注文して、届いた袋から取り出した瞬間に「あ、これ全然違う」ってなったんですよ。

何が違うかって、とにかく絡まないんです。

絡まったナイロンケーブル(左)とすっきりまとまるシリコンケーブル(右)の比較

普通のナイロン編みや樹脂素材のケーブルって、しばらく使っていると勝手によじれてきて、引き出そうとしても団子状になって出てこなくなったりするじゃないですか。あのストレスが、シリコン素材だと本当にないんです。くるっとまとめてカバンに入れても、取り出したときには自然とほどけている。無理に曲げても、元の形にするっと戻ってくる感じで。

付属のシリコン製の結束バンドでまとめておけば、次に使うときもすんなり出てくる。これが「充電ケーブルはこれ一択」と決まった瞬間でした。

絡まない以外、特別なことは何もないんです。充電速度が劇的に速いわけでも、デザインが特に飛び抜けているわけでもない。ただ、「ケーブルが絡まるというストレス」がゼロになるというだけで、こんなにも毎日の気分が違うのかと……正直ちょっと驚きました。

価格もそこまで高くなくて、今のところ傷みや断線の気配もなし。シリコン素材のケーブルって種類が増えてきていますが、Ankerのこれは「使いやすい・長持ち・コスパよし」の三拍子が揃っていると思っています。

正直、充電ケーブルでこんなに感動するとは思っていなかったので自分でも少し笑えるんですけど、それくらい「一本試してみる」価値がある買い物だとは思っています。ケーブル一本の話なので、気軽に試してみてほしいんですよね。

今の充電環境、実際どうなっているか全部見せます

そんな「これ一択」のケーブルを、今はどこで使っているかというと——現在の充電グッズをざっと整理するとこんな感じです。

まずデスク。充電器は CIO NovaPort DUO II 65W を使っていて、そこに PowerLine III Flow をつないでいます。PCとiPhoneをほぼ同時に充電することが多いので、2ポートで65Wというのがちょうどいいわけで。充電器の存在感がコンパクトで、デスク上のごちゃつきも抑えられているのがお気に入りです。

CIO NovaPort DUO II 65Wとシリコンケーブルを使ったデスクの充電環境

一方、ダイニングは別の構成にしています。テーブルの上でスマホを充電したいことが多いんですが、そこにシリコンケーブルを置いておくと、どれだけ「絡まない良いケーブル」であっても、ケーブルそのものの存在感がどうしても出てしまうんですよね。テーブルの上にケーブルが一本横たわっているだけで、なんとなく散らかって見える、みたいな。

そこで UGREENの巻き取り式ケーブル に切り替えました。使わないときはコンパクトに収まるので、テーブルの上が見た目にすっきりするんです。

ダイニングテーブルの上に置いたUGREEN巻き取り式ケーブル

「ケーブルの素材」という話でいえばPowerLine IIIの圧勝なんですが、「テーブルの上に置いたときの存在感」という観点ではUGREENの巻き取りの方が優れているわけで。道具って、スペックや素材の良し悪しだけでは選べないところがあるなと実感しています。使う場所・シーンに合わせることが大事なのかな、と。

旅行のときは CIO の充電器をそのまま持ち出しています。コンパクトで2ポートあれば、旅先でも困らないので。

外出先では、iPhoneにぺたっと貼り付けて使っている

カフェでコーヒーを飲みながら、iPhoneをテーブルに置いて動画を流す。ケーブルもなく、充電しながら、手を離していい——この一連が気持ちよくて、いつの間にか外出のお供になっていました。Anker 633 MagGo(マグゴー)というモバイルバッテリーです。

カフェでiPhoneにAnker 633 MagGoを貼り付けてスタンドとして立てかけた様子

MagSafe対応のiPhoneであれば、背面にマグネットでぺたっとくっつけてワイヤレスで充電できます。背面にスタンドが内蔵されていて、iPhoneに貼り付けたままテーブルに立てかけることもできるので、動画視聴のときに特に重宝しています。

デメリットも正直に言うと、ワイヤレス充電の出力が7.5Wで、MagSafeの最大15Wには届かない。充電速度を第一に考えるなら、物足りないかもしれません。「そこそこ補充しながら使う」くらいのイメージで使うのが合っていると思います。

あと、発熱はあります。充電しながら使っているとiPhoneもMagGo本体もそれなりに温かくなる。今のところ「熱くて充電が止まった」という経験はないんですが、夏場にポケットに入れたまま運用するのはちょっと怖いかもな……というのが正直なところです。

もっとも、僕自身が夏はあまり外出しないライフスタイルなので、今のところは特に問題は感じていません。でも、真夏に長時間外にいるような使い方をする方は、発熱についてはちょっと頭に入れておいた方がいいかもしれないです。

それでも「ケーブルなしでiPhoneに充電できる」という体験は、一度やると戻れない感覚があります。旅行のときもホテルでちょっとした隙間時間に貼り付けておくだけ、というのが地味に便利です。ケーブルを挿す・抜くという動作がなくなるだけで、こんなにもストレスが減るのかと……MagSafeってそういうことだったんだなあ、と今さら実感しています。秋冬の外出なら、この気持ちよさは間違いないと思っています。

使わなくなったグッズたちの、正直な話

現役を退いたというか、出番が減ったグッズたちの話も少ししておきます。

まず AOHI の100W 2ポート充電器。Nintendo Switch をモニターにつないで遊ぶ用途で購入したんですが、普段の使い方だと100Wが必要な場面がほとんどなくて、正直あまり出番がありません。「高出力を買っておけば間違いない」という発想で選んだんですが、必要なシーンで必要なW数が使えればいいわけで、スペックの過剰はそんなに意味がないなと学びました。

次に Anker 521。コンセントに挿すと充電器にもなり、取り外せばモバイルバッテリーにもなる、という一石二鳥タイプで当時は気に入っていたんですが、今はベッド横のスマホ充電用として細々と使っている感じです。

使ってみてわかったんですが、今の生活では旅行の充電器はCIOに任せて、外出バッテリーはMagGoに任せている。結果的に521が出る幕がなくなってしまったわけで。一石二鳥なものを買ったつもりが、気づいたら役割を分けた方が使いやすくなっていた、という……。次に買い替えるなら充電器単体に戻そうかなとは思っていますが、今の521が壊れているわけでもないので、しばらくはこのままです。

ちなみに、充電器兼モバイルバッテリーとして今は Anker PowerCore Fusion 10000 という同タイプのモデルが出ています。容量アップ・USB-C対応など進化しているので、このタイプが便利に感じる方はぜひ見てみてください。

ケーブルを変えるだけでいい、かもしれない

充電環境を整える、というと大げさに聞こえるかもしれないんですが、実際にやってみると「ケーブルを一本シリコン素材に変えるだけ」でも体感はかなり変わります。

絡まない、引き出しやすい、ストレスがない。たったこれだけのことなんですけど、毎日充電のたびに感じていたあの小さなイライラがなくなるというのは、じわじわと生活の質に影響するんですよ。

充電まわりがごちゃごちゃして「なんかすっきりしないな」と感じている方がいれば、まずケーブル一本だけ変えてみるのがおすすめです。充電器やバッテリーはそのあとでいい。シリコンケーブルの感触を一度体験してもらえれば、僕が言いたいことがわかってもらえると思うので……。

というわけで、今回は充電環境の遍歴と現在使っているグッズをまとめてお届けしました。皆さんの充電ライフもいい感じになりますように。

今回登場した商品

Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル (1.8m)

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Anker 633 Magnetic Battery (MagGo) 10000mAh

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¥6,990

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Anker PowerCore Fusion 10000(充電器兼バッテリー)

Anker PowerCore Fusion 10000(充電器兼バッテリー)

¥3,990

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AOHI 100W 2ポート USB-C 充電器

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